プラド美術館展

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大阪市立美術館の「プラド美術館展」(10月5日まで)を見てきました。この美術館の超一流の所蔵品がごっそり引っ越してきたわけではありませんが、それでもティツィアーノの「ヴィーナスとオルガン奏者」、エル・グレコの「十字架を抱くキリスト」、ムリーリョの「エル・エスコリアルの無原罪の御宿り」、ベラスケスの「エル・プリモ」、ゴヤの「魔女の飛翔」、ルーベンスの「ヒッポダメイアの略奪」などの人気作品をふくめ、52作家81点と、見ごたえ十分。台所にあるものを描いた静物画「ボデゴン」(厨房画ともいわれます)のスーパー・リアリズムも見もの。さすがヨーロッパ有数の美術館の底力です。
入口でアルバイトの学生が携帯スピーカーで「館内では写真撮影をご遠慮しています」。観客がみんなくすくす笑っているので、注意してやりましたが、改めようとしません。無知のうえに片意地ときては、お手上げ。まあ、せいぜい笑い者になってくれ。それにしても、館長の簑さんは、気がつかないのかなあ。
by yagi070 | 2006-08-03 13:16 | 展覧会
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