モディリアーニ展

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9月15日まで、大阪・中之島の国立国際美術館。正式には「モディリアーニと原始美術」展。
ピカソもそうですが、モディリアーニも、アフリカの原始美術から大きな影響を受けました。モディリアーニの描く人物の極端に長い首と顔、鼻筋、眸のないアーモンド形の目。それは、アフリカの仮面や彫刻に由来するものであることが、この展覧会でよくわかります。デッサンもふくめ150点という大がかりな展覧会ですが、傑作の多い「横たわる裸婦」は、1点しか出ていません。呼び物のはずだった絶筆の「自画像」も、ブラジル政府との話がつかず、見られません。
姫路市立美術館でも、「アメデオ・モディリアーニ展」(8月3日まで)を開催中です。それほど多くないモディリアーニの作品の相当数が今、大阪と姫路に滞在中というわけです。ファンの方は、姫路まで足をのばされてはいかが。
by yagi070 | 2008-07-07 18:23 | 展覧会
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