<   2005年 03月 ( 14 )   > この月の画像一覧

季節の壁紙~ハクモクレン

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ハクモクレン
大阪・豊中市新千里南町3丁目の天竺川畔所見。街中の住宅の庭で、ハクモクレンのこれだけの大木はめったに見られません。花盛りはこうして豪儀ですが、こんなに大量の花が散り果てると、ここのお宅も、さぞかし後始末が大変でしょうね。
by yagi070 | 2005-03-31 13:06 |

季節の壁紙~アカシア

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アカシア
これが、ほんとのアカシア。別名ミモザ。よく歌に出てくる、初夏に咲く白い「アカシア」は、実は学名「ニセアカシア」(ハリエンジュ)。「アカシヤの雨がやむ時」「チャペルの鐘」「札幌ブルース」[赤いハンカチ」などに登場する白いイメージのアカシアは、みんなニセアカシアで、本家はこちら。ミモザというと、思い出すのは、戦前のフランス映画「ミモザ館」のフランソワーズ・ロゼエ扮する、いつも眠そうな顔の貫禄マダム。それと、ミモザの花一つずつに黄色の絵の具をボッテリ盛り上げた、キスリングの絵ですなあ。
by yagi070 | 2005-03-30 17:12 |

季節の壁紙~サクラ

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オオシマザクラ
花、葉桜と二度楽しめるソメイヨシノも結構ですが、緑の葉をつけた花のオオシマザクラもまた、優劣なし。もともとは、これがソメイヨシノの親に当たります。白・緑・黒の眺めは、新古今の天才少女歌人・宮内卿の清唱「濃く薄き野辺のみどりの若草にあとまで見ゆる雪のむら消え」を思い出させますね。
by yagi070 | 2005-03-29 18:44 |

季節の壁紙~ナノハナ

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菜の花
同じ菜の花(アブラナ)にみえますが、チンゲンサイ、ミズナ、アブラナ、コマツナの花々です。花だけでは素人には見分けがつきませんが、葉のかたちにそれぞれの特徴があります。農業経済学専攻の某大学教授の菜園で育てられました。
by yagi070 | 2005-03-25 14:25 |

センバツ開幕

本日、甲子園春のセンバツ開幕。昔は野球オンチの小生も、よく取材させられたものです。開会式で主催者挨拶をしていた、毎日新聞・北村正任社長は、小生の後輩で、大阪万博などでも一緒に仕事をしました。社長になって初めてのセンバツ挨拶なので、トチらないかと、ドキドキしながらテレビを見ました。なかなか、いい挨拶でホッ。雨で初日の試合が流れ、ガクッ。ご当人は白髪の上に少し地肌も見えるオッサンなのですから、心配するほうがヘンなのですが、つい。ちなみにこの人の亡くなられた父上は、青森県知事でした。
by yagi070 | 2005-03-23 22:25 | 町だね

古賀政男と原阿佐緒 またまた

大原富枝の評伝「原阿佐緒」(1996講談社)で、またいろいろなことがわかりました。石原博士との恋は、初めは石原からの一方的なものだったようです。30歳の阿佐緒に対し、石原はすでに40歳、5人のこどもがいました。阿佐緒は石原の教え子の美青年・真山孝治(といっても、これも妻帯者)に惹かれながらも、自殺未遂事件まで引き起こした石原と結ばれ、結局7年暮らしました。これが破局したのは、石原の新しい女性関係などで、阿佐緒の精神状態がしだいに不安定になったからのようです。この間、石原は、来日したアインシュタインから「学者は生活が乱れてはいけない」と忠告されたとか。
映画「佳人は何処へ」がコケたあと、昭和7年初冬、なとん阿佐緒は大阪に現れ、「さすらいの恋の歌人」のウリで、キタの酒場「ニューヨーク・サロン」の雇われマダムとなり、さらに「梅田終点東北側」に「あさをの家」という酒場を開きました。ところが昭和9年9月21日の第一次室戸台風の高潮で、店は阿佐緒が大切にしていた短歌ノート、日記もろとも流されてしまいます。そして、なんと、なんと、その前日の9月20日に、そこからさほど離れていない東区糸屋町で、この私が生まれていたのでした!(関係ないか)
石原が昭和22年に死んだのは、その前年に東京で、進駐軍のジープにはねられ、意識不明の重傷を負ったことが遠因でした。阿佐緒の宮床の実家は、映画監督志望の長男の千秋が映画制作のために担保に入れて失敗、人手に渡ってしまいます。それからは次男・保美夫妻と同居することになります。保美夫人・桃子は、画家・中川一政の娘で、阿佐緒は中川のアトリエのあった真鶴、ついで東京の保美邸に移り、そこで生涯を終えたのでした。
ところで、「あけみの歌」については、大原の評伝は「なくもがなの低俗な流行歌である」と、一刀両断。泉下の古賀も、阿佐緒もさぞかし嘆いていることでしょう。「子どもを負って」のくだりも、この評伝には、いっさい触れられていません。自伝「佳人は何処へ」は、その存在さえ書かれていませんから、自伝とはいっても、あるいは映画のためのシナリオのようなものだったのかもしれませんね。
by yagi070 | 2005-03-22 21:05 |

古賀政男と原阿佐緒 つづき

この映画に主題歌が要るからと、阿佐緒は自分で「あけみの歌」を書きます。昭和7年、阿佐緒は幼児を背中に負って、コロムビア本社に古賀政男を訪ねて、作曲を依頼します。見れば歌詞には「あけみかなしや 何処へ行く/恋にも世にも敗れ果てて/せめて子のため ながらえよ/ああああ あけみ 何処へ行く」などとあります。この姿と、子どもと生きる苦労話に、古賀は打たれ、承諾します。その夜から作曲にとりかかった古賀は、自分を育てるのに苦労した母の姿を重ね、「ギターの胴を涙で濡らしながら曲を書いた」(自伝や関係者の話)のでした。今聞いてもなかなかいい旋律で、歌は長く歌われましたが、映画のほうはさっぱり客が入らず、とうとうプロダクションもつぶれてしまいました。女優の夢破れた阿佐緒は、故郷へ引き上げ、世間からも忘れられてしまいます。実は、阿佐緒の次男は「事件記者」などにも出演した、人気俳優・原保美で、この人の夫人が阿佐緒の晩年のめんどうをみたようです。
阿佐緒は昭和44年、82歳で亡くなりますが、最晩年にはふたたびまわりに人が集まり、歌碑もでき、没後25年たって、生家が「原阿佐緒記念館」になりました。石原博士は、昭和22年、66歳で、原保美も平成9年、82歳で没。
ところで、阿佐緒が古賀に面会した昭和7年というと、長男・千秋は25歳、保美は17歳。阿佐緒が背に負っていた幼児とは、いったいだれなのか。石原との間にも、またまた子どもをもうけたのかと思い、念のため記念館に問い合わせたところ、答えは意外でした。「二度目の離婚の後、阿佐緒は病気で不妊のからだになったので、石原との子ということはあり得ません。その子がだれなのか、当方でもわかりかねます」。
さあ、この子の正体は? 私はいまのところ、こう推察しています。かねて「センチメンタリスト」を自認し、涙もろいことで有名だった古賀政男を相手に、阿佐緒がだれかの子どもを借りて、一芝居打ったな! なにしろ女優志願の人でしたから。昭和53年に73歳で死んだ古賀は、真相を知らないままだったのでしょうか。なにしろ、かく申す私めが生まれる2年前の、フルーイお話でした。あーシンド。それにしても昔の女の人はスゴイなあ。
★阿佐緒の写真を見てみたい方は、こちらただし、ここの年表はなぜか没年が違っています。
by yagi070 | 2005-03-20 22:50 |

古賀政男と原阿佐緒

昨年は作曲家・古賀政男の生誕100年。私がレギュラーで毎週金曜日午前9時から出演している、和歌山放送(WBS)ラジオの「朝からビタミンソーダ」という番組で、「朝から古賀メロディー」というのを始め、年を越してからもまだ延々と続けて、毎回2曲ずつ、古賀の作品を紹介しています。自分のi-Podにも古賀メロディーを300曲も入れ、すっかり古賀漬け。
さて、古賀が昭和7年につくった「あけみの歌」という作品があります。創唱は関種子。以下はこの歌にまつわるお話。大正から昭和にかけて、原阿佐緒(はら・あさお)という女流歌人がいました。仙台の北にある現大和(たいわ)町宮床の素封家の娘で、初めは画家を志しましたが、やがて歌を与謝野晶子に認められ、のち斉藤茂吉や島木赤彦に師事、アララギの美人歌人として、歌壇の注目を浴びました。そして、歌仲間の理学博士・石原純・東北大教授と恋に落ちます。石原はアインシュタインを日本に紹介した理論物理学者で、学士院恩賜賞も受賞した学界の大物でした。このとき、阿佐緒はすでに二度の離婚を経験、子どもも二人いました。石原も家庭を捨てて、この恋は一大スキャンダルとなり、阿佐緒は歌壇を追われ、石原も大学を去ってしまいます。それでも二人は新居を構えるのですが、まもなくこの熱烈な恋も破綻。阿佐緒は上京、銀座でやとわれマダムなどをしながら、自伝「佳人は何処へ」を書きます。佳人とは美人のことですから、自伝のタイトルとしては、ヤルものです。おまけにこれが映画化されることになると、阿佐緒は自ら主演して、こんどは女優の道をめざします。さあ、どうなりますか・・・
by yagi070 | 2005-03-20 22:07 |

季節の壁紙~プリムラ

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プリムラ(洋種サクラソウ)
黒以外はすべての色がある、といわれるプリムラですが、この色などはいかが。白い花ばかりでは曲もなし、ブログ始めの景気付けに、早咲きザクラともども、まとめて3点、ご覧に供します。
by yagi070 | 2005-03-19 08:13 |

季節の壁紙~シロバナジンチョウゲ

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シロバナジンチヨウゲ(白花沈丁花)
普通のジンチョウゲよりもシロバナのほうが、香りが高いようですね。写真を撮ってから離れても、いつまでも香りが追いかけてくるようでした。それにしても、ジンチョウゲはどうも平板で絵になりにくい。これは斜面に咲いているところを下からあおってみました。
by yagi070 | 2005-03-19 08:06 |