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季節の壁紙~竹の秋

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竹の秋は春の季語。竹はタケノコを育てるために、こうしてやつれ衰え、夏には古い葉を落とします。下ではタケノコがニョキニョキ。この時季、こういう場所を、あまりしつこくうろついていると、タケノコ泥棒かと、疑いの目を向けられたりするので、要注意。
by yagi070 | 2005-04-29 15:57 |

季節の壁紙~ゲンゲ

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ゲンゲ(紫雲英)田
昔はどこにでもあったこの風景が、今は都市周辺ではめったに見かけなくなりました。ここでも、すぐ隣でマンション建設の工事が始まっていますから、このゲンゲ田もことし限りか。もっとも最近の自然農法では、ゲンゲの「緑肥」が見直されているようです。花の盛りは過ぎていますが、最後の姿を記念に。
by yagi070 | 2005-04-29 15:46 |

季節の壁紙~青楓

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青楓(あおかえで)
サクラがすんだら、もう青葉若葉。水も恋しくなってきます。
by yagi070 | 2005-04-28 23:21 |

曽我粛白展と村上華岳展

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京都国立博物館の曽我粛白(そが・しょうはく)展と、京都国立近代美術館の村上華岳(むらかみ・かがく)展を見てきました。粛白展のキャッチフレーズが「円山応挙が、なんぼのもんじゃ!」。国博も独立法人になってから、くだけてきました。18世紀後半の京都に生きた粛白は、とにかく破天荒な人。その人物画のドングリ目を見ていると、床についてから、うなされそうです。激越な個性もここまで徹底すると、胸のすくものあり。注文はしたものの、できてきた作品を見て腰を抜かした、当時の京都のお金持ちの狼狽を想像すると、おかしくなります。「芸術は爆発だ!」と、目をむいて咆哮していた、岡本太郎にも通じる情熱が感じとれます。粛白をこれだけまとめて見る機会は、めったにありません。
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華岳は大阪の生まれですが、京都で学んだあと、後半生は神戸・花隈で過ごしました(映画評論の淀川長治も花隈出身)。切手にもなった、この「裸婦図」(大正9年)は、華岳にとっての「永遠の女性」でした。この女性は観音菩薩に変身、華岳はおびただしい観音像を描きますが、顔はずっと同じ人物です。その同じ顔の観音像を、これでもかというほど並べた会場は、いささか異様な雰囲気です。画壇とは離れて、持病の喘息と闘いながら、51歳で急死するまで、華岳の描いたものといえば、観音像と牡丹図、山水図に尽きます。私の好きなのは、六甲の山を題材にした、創意あふれる数々の山水図。半世紀を経て、なお新鮮です。
by yagi070 | 2005-04-28 23:13 | 展覧会

季節の壁紙~ヤマブキ

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ヤマブキ
ヤマブキは、春の終わりの花として歌に詠まれることが多いようです。一重も八重も、シロバナヤマブキもあります。実のできるものも、できないものもあります。
源実朝は、よほどこの花が好きだったのか、繰り返し歌にしています。
○おのづからあはれとも見よ春ふかみ散りいる岸の山吹の花
○わが心いかにせよとか山吹のうつろふ花のあらしたつ見む
○春雨の露のやどりを吹く風にこぼれてにほふやまぶきの花  まだまだあります。
by yagi070 | 2005-04-22 22:52 |

おもしろ切手

収集家の関心をひこうと、どの国もおもしろい切手づくりに、あの手この手の工夫をします。この点では、日本の郵政公社は、いまいち智恵が足りません。
最近発行された、おもしろき切手「おもしろ切手」を、切手のことなどあまり興味のない方に、ご紹介します。(切手にくわしい方なら、先刻百もご承知のことばかり)。d0003725_10224677.jpg
←スイス発行。スイスの切手には「SWISS」の文字はありません。「HELVETIA」とあったら、それがスイスの切手です。ちなみにイギリスの切手は、エリザベス女王の横顔のシルエットだけで、国名表示がありません。世界で最初に切手を発行したイギリスにしてみれば、国名表示のない切手は、すなわちイギリスの切手である、ということなのでしょう。
さて、このスイス切手は、アフリカ大陸の地図を逆さに描いています。すると、その形がスイスご自慢のマッターホルンの姿そっくりなのです。だから、国名も逆さに書かれています。おかしなことを考えますね。国名を逆さに書いたりしたら、日本ではフザケルナ!と叱られそうです。
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→ジブラルタル発行。ことしはトラファルガー海戦200年になるので、旧英連邦の各国が競って、ネルソン提督の最期、などをテーマにした帆船切手を出します。私の収集のメインは「帆船」なので、どれも見逃せず、忙しいことです。この海戦でネルソン提督が乗った帆船「ビクトリー」号は、現在ポーツマス軍港に係留されていますが、この切手は、その船体の木材を削り取って粉末にし、糊にまぜて塗った上に印刷したとか。そういえば、描かれたビクトリー号の船体部分が盛り上がってボコボコしていますが、ホンマカイナ。同じ図柄のものが、トリスタン・ダクーニャからも発行されています。ジブラルタルは、この手の切手がお好きなようで、前にジブラルタルの岩を粉にして刷りこんだ連刷風景切手を出したことがあります。日本も、「甲子園の土」を刷りこんだ、「甲子園80年記念切手」を出せばよかったのに。
by yagi070 | 2005-04-21 10:42 | 切手

さようなら高麗橋・三越

大阪高麗橋の三越が、5月5日で閉店することになり、「315年の長きにわたり、ご愛顧ありがとうございました」と、感謝閉店セール中。315年というのが、すごい。同時に古い写真やポスターを並べ、ささやかな「大阪三越の歴史展」も開いています。
元禄4年(1961)この地に越後屋大阪店として開業、大正9年には7階建てのデパートになりました。生家がここの東の方にあったので、こどものころの私には、デパートといえば、それは高麗橋・三越のことでした。戦後の「三越劇場」もなつかしいですね。
しかし、かつて商都・大阪のメイン・ストリートだった堺筋がさびれ、さらに阪神大震災で建物に致命的被害が出て、ついに閉店ということになったわけです。あとには高層ビルが建つとか。2011年には、新しくできる大阪駅北ビルに新規出店するそうですが、それまでは、大阪から三越は姿を消します。
和歌山市の丸正百貨店が倒産閉店する2日前に行ったことがあります。陳列ケースから商品がつぎつぎに運び出されるなかで、最後の商売をしていた店員の姿に胸を打たれました。
またなくわびしく、あわれなるものは、消えゆくデパートの姿なりけり。
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←昭和3年に「三越」となる前のポスター。正ちゃん帽の男の子は、なんだか、幼いころの自分を見ているような気がします。こんなオボッチャンではありませんでしたが。
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→展示されていた、このダンボールの洋服箱には、たしかに見覚えがあります。60年以上も前の記憶がよみがえって、われながらあきれました。
by yagi070 | 2005-04-20 23:38 | 町だね

文楽4月公演

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国立文楽劇場の文楽4月公演を見てきました。文楽劇場の本公演はほとんど欠かさず見ているのですが、この新春公演は忙しくて行けなかったので、ことしは初めてです。
まずは「楠昔噺」(くすのきむかしばなし)。おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に、の桃太郎昔話で義太夫は始まります。舞台は、端午の節句の河内・松原。「ちまき」をつくる所作もあります。老夫婦にはそれぞれ連れ子があり、おじいさんの息子は宇都宮公綱、おばあさんの娘の婿は楠正成。一家は南北朝の対立に巻き込まれます。老夫婦が命を賭けた説得にも、二人の武将はにらみ合ったまま、老夫婦が無残な死を遂げる結末となります。「どんぶらこ」の愛称がある初幕の、玉男と文雀、二人の人間国宝の遣う老夫婦が、とてもいい味でした。床は、咲・千歳・十九大夫。咲大夫の軽妙さが、新発見。
つぎは「艶容女舞衣」(はですがたおんなまいぎぬ)。「いまごろは半七つぁん、どこにどうして」のお園のくどきが超有名な「酒屋の段」は、よく上演されておなじみですが、つづく「道行霜夜の千日」の心中場は、26年ぶりだそうです。追いつめられた三勝・半七の二人は死を決意して、上汐町から千日前・法善寺に向かいますが、ちょうど、文楽劇場のある場所を通ることになるので、この道行は妙に現実味があります。乳飲み子を残しているところが、ほかの心中ものとは、おもむきを異にします。お園は文雀。キリは綱大夫。子息・清二郎の三味線が冴えています。
なお、ことしから舞台上方に「字幕」が出ることになり、パラパラ台本をめくる手間がはぶけ、むずかしい語りの文句もよくわかります。
国立文楽劇場はこちら
by yagi070 | 2005-04-18 19:38 | 文楽

季節の壁紙~トキワマンサク

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トキワマンサク
常盤満作。マンサクは主に黄色で早春の花。トキワマンサクは晩春初夏の白い花。こんなに赤いトキワマンサクは初めてです。
by yagi070 | 2005-04-16 08:30 |

季節の壁紙~チューリップ

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花筏
はないかだ。川の流れの中にチューリップ花壇をしつらえた趣向。こどもたちが水に入って大喜びでした。
by yagi070 | 2005-04-16 08:26 |