<   2005年 08月 ( 9 )   > この月の画像一覧

季節の壁紙~スイフヨウ

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スイフヨウ(酔芙蓉)
昨年、メールで見ていただいた方もあるのですが、ご希望もあり、再撮影。
フヨウ(芙蓉)は、ムクゲなどと同じくハイビスカスの仲間。これは八重咲きのフヨウで、一日のうちに白から紅に花の色が変わるので、酩酊に見立て「酔芙蓉」の名をもらいました。ラテン語の学名からいうと、「酒飲み花」は、むしろ竹久夢二でおなじみのマツヨイグサやオオマツヨイグサ(宵待草、ときには月見草)のほうがぴったりです。オイノス(酒)とテラ(飲む)を足して「オエノテラ」が学名なのですから。マツヨイグサの仲間も色が変わるものがあります。
写真は上から、午前6時(素面)→午前10時(ほろ酔い)→午後1時(ご機嫌)→午後4時(ぐでんぐでん)。その日の天候、気温によって、変色時刻にはズレがあるようです。夕方にはしおれて、ポトリと落ちる一日花。朝、この木の下は、前夜の落花が一面に散り敷いています。
by yagi070 | 2005-08-27 21:07 |

季節の壁紙~トネリコ

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トネリコ(梣/秦皮)
昔はこの木の皮からニカワに似たものを取っていたことから、「共練濃(ともねりこ)」が語源だとする説もあります。種類はさまざまありますが、これはもともと東南アジアや中国の島でよくみられたところからシマトネリコ(島秦皮)。夏の初めには白いこまかい花だったのが、いまもうこんなにびっしりと実がついています。翼つきの「翼果」は、カンザシのビラビラか、掃除のサンハライ(桟払い)のようでもあります。中に細長い種子が入っていて、秋になると褐色に熟して四方に飛んでゆきます。
by yagi070 | 2005-08-20 10:47 |

小林古径展

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この暑いのに、京都で展覧会を三つハシゴしてきました。まず国立近代美術館の「小林古径展」(9月4日まで)。自らのことも自作のことも一切語ろうとせず「沈黙の画家」といわれた古径の、謹厳清冽な人柄そのままの歴史画は、切手にもなった「阿弥陀堂(平等院)」「竹取物語」「清姫」などたっぷり。しだいに単純化しながら精密の度をましてゆく動植物や静物画の変化も、みものです。終戦の翌年に制作された「猫」は、以前エジプトで見た女神バステト像を重ねたといわれるだけあって、この気品。うちのドラネコとはくらべものになりません。
by yagi070 | 2005-08-18 21:57 | 展覧会

ルーブル美術館展

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京都市美術館で10月16日まで。今回来たのは、フランス革命期から第二帝政時代までの19世紀フランス絵画73点。歴史・時事・動物・肖像・風景・風俗と分類して展示。写実画ばかりでわかりやすく、楽しめます。アングルの「泉」や「トルコ風呂」「オイディプス」、ダビッドの「マラーの死」、ドラクロワの「虎」、ジェラールの「プシュケとアモル」「皇帝ナポレオン」などなど、教科書でおなじみの作品がずらり。ミュージアム・ショップはまるで本館から引っ越してきたような賑わいで、さすがルーブル、商売も半端ではありません。会場で扇子を使っていると、かけつけた係員に「ルーブルのご指示で」と、制止されますから、ご注意。理由不詳。
by yagi070 | 2005-08-18 21:37 | 展覧会

「写生の時間」展

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同じ京都市美術館で、11月6日まで。それぞれ別に入場料は要ります。この美術館のコレクション展のひとつで「写生」がテーマ。圧巻は、竹内栖鳳の幼少のころから最晩年にいたる写生帳の数々。この大画家もまた、ひたすら写生しつづけた生涯であったことが、よくわかります。そのほか、高名な作家の下絵がたくさん出ていて、制作の苦労をしのばせます。私の大好きな榊原紫峰の「奈良の森」の鹿にも、久しぶりに逢えました。日本の画家たちも、ルーブルに負けていません。ものによっては、こちらのほうが写生力も表現力も上だなあ、と思うものも少なくありません。
by yagi070 | 2005-08-18 21:12 | 展覧会

季節の壁紙~クリンソウ

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クリンソウ(九輪草)
お寺の塔のてっぺんの九輪に似て、幾層にも咲くのでクリンソウ。プリムラつまりサクラソウの仲間。クリンソウはプリムラ・ヤポニカ。これは、ミャンマーや雲南の高地に咲くキバナノクリンソウ。春に植物園の「冷室」で見つけたものですが、暑気払いにどうぞ。
by yagi070 | 2005-08-16 16:10 |

季節の壁紙~キョウチクトウ

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キョウチクトウ(夾竹桃)
インド原産と聞くと、夾竹桃などという漢名よりもラテン語名「ネリウム」のほうが、ぴったりのように思えます。60年前の大阪大空襲で、半分焼け焦げた木に、なおも鮮やかな赤い花を咲かせていたのが、忘れられません。以来、空襲や終戦の話になると、この花を連想してしまいます。薄紅、白のほかオレンジ色のものもあります。「原爆許すまじ」で歌われた「ふるさとの街やかれ/身よりの骨うめし焼土に/今は白い花咲く」の白い花も、白い夾竹桃だそうです。これと、サルスベリは、花期がむやみに長く、10月になっても咲きつづけていることがあります。
by yagi070 | 2005-08-12 21:51 |

原爆切手

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ことしは第2次世界大戦終戦60年。各国が記念切手を発行しています(日本は発行計画なし)。これはセント・ビンセント発行の「対日戦勝記念日」切手小型シート。広島の原爆投下の瞬間と、ミズリー艦上で降伏文書に署名するマッカーサー連合軍総司令官。日本人には痛烈な図柄です。10年前の終戦50年のとき、アメリカが原爆キノコ雲の切手発行を計画、日本が強く抗議して撤回させたことがあります。しかし、キノコ雲の反核切手はこれまでも、あちこちの国から出ています。唯一の被爆国・日本には、原爆ドームを扱った切手は数種ありますが、キノコ雲切手はありません。きょう6日は「広島原爆の日」。
by yagi070 | 2005-08-06 11:16 | 切手

季節の壁紙~ダツラ

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ダツラ
ダチュラとも。日本名はキダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)。愛称エンゼルストランペット。ダツラというのは、東インドでの呼び名のようです。花が大きく重いので、すぐに下に垂れます。クリーム色、オレンジ色のものも。もっと背が低く、小ぶりで、花が上を向いたままのは、切手にもなった、華岡青洲ゆかりのチョウセンアサガオ。別名マンダラゲ(曼荼羅華)。
by yagi070 | 2005-08-04 21:44 |