<   2006年 08月 ( 5 )   > この月の画像一覧

季節の壁紙~ヒシバデイゴ

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ヒシバデイゴ
晩夏を彩る真紅の花、デイゴ。ディゴ、ディク、デンゴなど呼び方はさまざまですが、漢字で書けば「悌梧」。マメ科エリスリナ属。エリスリナはギリシャ語の「赤」から。仏典でいう「天華」、天上に咲く花の一つに数えられ、釈迦の説法のとき、天から舞い落ちたマンダラゲ(曼陀羅華)だといわれています。
種類はたくさんありますが、このヒシバデイゴは、植物学者ビドウィリーがシドニー植物園で作出したもので、学名エリスリナ・ビドウィリー。棘があるのでサンゴシトウ(珊瑚刺桐)の名もあります。
by yagi070 | 2006-08-29 13:30 |

季節の壁紙~アメリカデイゴ

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アメリカデイゴ
学名エリスリナ・クリスタ・ガリ。別名カイコウズ(海紅豆)。南米原産で、江戸時代に渡来。鹿児島県花。沖縄県木のデイゴはフイリデイゴ。
by yagi070 | 2006-08-29 13:23 |

季節の壁紙~ウンリュウグワ

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ウンリュウグワ雲竜桑)
「緑陰の図」。といっても、それがクワの木となると、特別な意味になります。古来、中国では、クワの木の下で会った男女はかならず結ばれ、子宝に恵まれるとされ、クワの木蔭はデート・スポットの定番になりました。「桑」はもともと「出産」と結びついていて、日本を「扶桑」と呼ぶのも、「東のほうで太陽を産み出す国」、つまりは「陽いずる国」の意味から。
養蚕に用いられるのは「マグワ、トウグワ」で、このウンリュウグワは、枝がおもしろい形に曲がるので花材として好まれます。
その名も涼しげな「氷川きよし」は「でんでん虫」(阿久悠詞/坂田晃一曲)で「午後に少し雨が降って/過ごしやすくなる/胸をはだけ風を入れて/そっと息をもらす」と歌います。いや、暑いことですね。
by yagi070 | 2006-08-10 10:27 |

季節の壁紙~アゲラツム

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アゲラツム
この花を見るたびに、線香花火が火玉になってからの名残のパチパチを連想します。キク科、南米の産。花屋さんでは「アゲラタム」とも呼ばれます。花色がなかなか褪せないので、ギリシャ語の「古くならない」という語からついた名前。めでたい花ですね。薄紅色のものもあります。
by yagi070 | 2006-08-10 10:03 |

プラド美術館展

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大阪市立美術館の「プラド美術館展」(10月5日まで)を見てきました。この美術館の超一流の所蔵品がごっそり引っ越してきたわけではありませんが、それでもティツィアーノの「ヴィーナスとオルガン奏者」、エル・グレコの「十字架を抱くキリスト」、ムリーリョの「エル・エスコリアルの無原罪の御宿り」、ベラスケスの「エル・プリモ」、ゴヤの「魔女の飛翔」、ルーベンスの「ヒッポダメイアの略奪」などの人気作品をふくめ、52作家81点と、見ごたえ十分。台所にあるものを描いた静物画「ボデゴン」(厨房画ともいわれます)のスーパー・リアリズムも見もの。さすがヨーロッパ有数の美術館の底力です。
入口でアルバイトの学生が携帯スピーカーで「館内では写真撮影をご遠慮しています」。観客がみんなくすくす笑っているので、注意してやりましたが、改めようとしません。無知のうえに片意地ときては、お手上げ。まあ、せいぜい笑い者になってくれ。それにしても、館長の簑さんは、気がつかないのかなあ。
by yagi070 | 2006-08-03 13:16 | 展覧会