文楽

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吉田玉男が他界してから、しばらくごぶさたしていた文楽を、久しぶりに観てきました。第2部の「国性爺合戦」(こくせんやかっせん)。近松の大当たり狂言で、明朝末期の中国を舞台に、日中混血の英雄、鄭成功(和藤内)が活躍する、構想雄大な作品ですが、さて、現代の若い観客に喜ばれるかどうか。主要人物の女性2人の命の捨て方も、理解しづらいのではないでしょうか。幼いころ「笹持って走るは和唐内」などと、わけもわからずに歌っていた私には、なじみの芝居なのですが。
第1部は「七福神」「金閣寺」「新口村」の3本。1月24日まで。14日から昼夜入替え。15日は休演です。
by yagi070 | 2008-01-06 08:58 | 文楽
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